ブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、燻したオーク、ヴァニラ、チョコレートの濃厚な香りと黒果実の芳醇な味わいが広がる。ブラック・ペッパーと爽やかな森の香りが引き立つ。骨格が良く余韻の長く、大胆かつ表情豊かなフィニッシュ。10年又はそれ以上の熟成が可能なワイン。■テクニカル情報■ 産地:カリフォルニア州ナパ・ヴァレー/ダイアモンド・マウンテン 醸造:新樽100%で熟成 味わい:赤/辛口品種:カベルネ・ソーヴィニョン80%、メルロー12%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド3%、マルベック1% アルコール:14% 畑面積:3.2ha 【ワインの特徴】 最も暖かい微気候に恵まれた丘の中腹に広がる南向きの畑 土壌:800万年前のコノクティ山の噴火で降り積もった火山灰から成る灰色の土壌 ワインの個性:最も寿命の長いワインで、熟れたベリー系果実の濃厚な果実味、カシス、スミレの花、スモーキーな風味が香る芳醇なフルボディの味わい。フィニッシュで感じられる硬質なタンニンと、どこまでも広がる余韻の長い後味が特徴です。■コメント■ ブラックベリー、ブラックチェリー、カシス、燻したオーク、ヴァニラ、チョコレートの濃厚な香りと黒果実の芳醇な味わいが広がる。ブラック・ペッパーと爽やかなオークの香りが引き立つ。骨格が良く大胆かつ表情豊かなフィニッシュ。余韻の長い後味がどこまでも広がる。10年又はそれ以上の熟成が効くワイン。■2015ヴィンテージ情報■ (ワイン・スペクテーター2015年10月7日掲載記事より)2015年は、干ばつと水不足の影響でカリフォルニアでは山火事が起こり、着果不良もあって非常に低収量の年となりましたが、特にナパ・ヴァレーではクオリティの極めて優れた年となりました。5月までは非常に温暖で天候の良い日が続きましたが、それ以降は気温が下がり、非常に冷涼な気候が訪れました。生育期初期に暑く温暖な気候が続いた影響で葡萄の糖度が上がり、熟成期の果皮とタンニンの発達を助けました。この年は比較的早めの収穫を迎え、収穫量は少なかったものの、収穫された葡萄は非常にクリーンで健康状態が良く、白ワインは香り豊かなアロマを湛え、赤ワインはクリーンでフルーティな果実味が前面に引き出されたスタイルに仕上がりました。ワインアドヴォケイト96+ポイントReviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 30th Oct 2018 Source Mid-October 2018 New Releases, The Wine Advocate Drink Date 2020 - 2040Deep garnet-purple colored, the 2015 Cabernet Sauvignon Volcanic Hill opens with dusty soil, cloves and fragrant earth scents with a core of red and black cherry preserves, plum pudding, blackcurrant cordial and mocha with touches of cedar chest and potpourri. Very big, rich and decadently fruited, it fills the mouth with powerful fruit and a taut frame of fine-grained tannins plus great freshness, finishing long and perfumed.ダイヤモンド・クリークより衝撃的なニュースが飛び込んできました。カルフォルニア初のカルトワインとして名をはせたダイヤモンド・クリークの1幕の歴史に幕を下ろすことになりました。◆以下、ワインアドヴォケイトより◆2019年にオーナーのアルが亡くなった後、2020年3月にシャンパーニュメゾンのルイ・ロデレールに売却されました。メリー・エドワーズの社長に任命されたニコール・カーターもダイヤモンド・クリークの経営に携わります。「ワイン醸造ではグラハム・ウェマイヤーが担当し、今後はワインメーカーとしてフィル・スタインシュライバーから引き継いでいくでしょう」と発表されました。アル・ブラウンシュタイン(当主)が亡くなったことでダイヤモンド・クリークが家族経営から買収され、企業経営に変わります。